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カラダに効く食材

リンゴ◎皮ごと食べて健康な毎日を

秋から冬にかけて、寒い季節が旬のリンゴ。そのまま食べてもおいしいだけでなく、アップルパイやコンポートなど、スイーツとしても人気の果物です。「1日1個のリンゴで医者いらず」といわれるように、リンゴには健康に良い栄養素が豊富に含まれています。

リンゴにはビタミンCのほか、食物繊維やカリウムが多く含まれます。食物繊維は腸内環境を整え、便秘の予防や血糖値の急な上昇を抑える効果があります。カリウムは体内のナトリウム(塩分)の排出を促す働きがあり、むくみの解消や血圧を下げる効果が期待できます。ビタミンCやカリウムは水溶性ですが、生のまま食べられるリンゴなら効率的に摂取することができます。

また、リンゴには抗酸化物質のポリフェノールも多く含まれています。ポリフェノールは、老化を促す活性酸素の働きを抑えてくれるほか、生活習慣病の予防などにも役立ちます。リンゴに含まれるポリフェノールの中でも、特に「プロシアニジン」には強い抗酸化作用があるとされています。

食物繊維やカリウム、ポリフェノールはリンゴの皮の部分に多く含まれているため、皮ごと食べると効率良く摂取できます。皮が苦手な人は、リンゴを水平に好みの厚さで輪切りにする「スターカット」がお薦めです。体調のすぐれないときは、すりおろしやリンゴジュースにすると良いでしょう。


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